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2004.11.26

災害時、ボラセンっていつから必要なの?

ボラセン、ボランティアセンターは、災害時にボランティアの受け入れやボランティアニーズの把握、ボランティアの効果的な配置を行う所だと思っています。
ところで、ボラセンはいつから必要なのでしょうか?

発災直後から?
そんなことはないですよね。

発災直後は被害を最小限に食い止めるよう、隣組や自主防災組織単位で力を合わせて救援活動を行う時期です。その後、被害を免れた近隣地区からボランティアが駆けつけるといった感じになると思われます。自助努力が必要な時間は72時間(3日間)と言われています。
東海地震が発生した場合、静岡県では、地理的理由により東西交通路が遮断され、さらに北側からの進入も困難と考えられ、早い時期でのボランティアの期待が薄いと思われています。そのため、「ボラセンは自分たちだけの手で」と強く言われていますが、果たしてそうでしょうか?

ボランティアとなる人材ががいてこそのボラセンなはずです。
ボラセンの母体を作るための準備は確かに必要です。市町村社協を中心とした準備は怠らないようにすべきです。しかし、ボラセンの機能が強く求められるのは、県外のボランティアが入れるようになってからです。さらに最初に入ってくるボランティアは経験豊かな人たちです。経験を持った人たちの手を借りる準備もまた必要ではないでしょうか?
この意識が無いと、現場で確執、対立、孤立といった問題が生じ易くなります。

また、被災者のまとまりである自主防災組織と乖離したボラセン作りは、その後の効率的なボランティアの配置に支障をきたします。ボラセンを設置する「自分たち」とはいったい誰なのか、そのサポート下にある地域の人たちも関わっているか、準備段階で考える必要があると思います。

# ここで述べている意見は、私個人が感じたことです。
# 既に準備を進めている個人・団体の行動を制限や批判するものではありません。

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