警戒宣言発令時、小学校での子どもの引渡し訓練
災害関連のネタですが、個人的に思うことを書きます。
9月1日に小学校で子どもの引渡し訓練というものが行われました。
東海地震発生を予測した警戒宣言が発令されたという想定のもとで行われるものです。
訓練の内容はこうです。
午後2時にグラウンドにて引渡し者を子どもの持つカードで確認して引渡し。
雨天の場合は各教室にて・・・
ちょっと疑問。
訓練だから決められた時間に引き取りに来ているけど、本来ならすぐに来られない人も多いのでは?
となると、グラウンドでどのぐらいの間待つのかどうかも分からないですよね。
夏の日差しの強い日中なら熱中症、日射病になる子どもも出てくると思うけど、校舎の中や近くの日陰に寝かせてなんて処置もできないはずですよね。だって、危ないから避難しているんだし・・・
水分摂取のための準備は見当たらないし、日陰の確保も考えられていないように見受けられました。
訓練なので「雨なら各教室で」と言っているのでしょうが、本来なら雨だろうが、安全のためにグラウンドに避難するはずです。不意の雨なら傘を持っていない子もいるかもしれません。どのように雨の中を過ごすのでしょうか?
防災頭巾を用意していますが、こう考えると準備が足りませんね。
防寒、防雨、暑さ、熱中症対策が必要です。
簡易カッパ、アルミシート、水(ペットボトル)を常に学校に置いて、避難時には持ち出すようにするべきかなと考えました。
学校側もテントの設置など、準備し、訓練時には実際にやってみるということは必要ではないでしょうか?
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