2005.09.02

警戒宣言発令時、小学校での子どもの引渡し訓練

災害関連のネタですが、個人的に思うことを書きます。
9月1日に小学校で子どもの引渡し訓練というものが行われました。
東海地震発生を予測した警戒宣言が発令されたという想定のもとで行われるものです。

訓練の内容はこうです。

午後2時にグラウンドにて引渡し者を子どもの持つカードで確認して引渡し。
雨天の場合は各教室にて・・・

ちょっと疑問。

訓練だから決められた時間に引き取りに来ているけど、本来ならすぐに来られない人も多いのでは?
となると、グラウンドでどのぐらいの間待つのかどうかも分からないですよね。

夏の日差しの強い日中なら熱中症、日射病になる子どもも出てくると思うけど、校舎の中や近くの日陰に寝かせてなんて処置もできないはずですよね。だって、危ないから避難しているんだし・・・
水分摂取のための準備は見当たらないし、日陰の確保も考えられていないように見受けられました。
訓練なので「雨なら各教室で」と言っているのでしょうが、本来なら雨だろうが、安全のためにグラウンドに避難するはずです。不意の雨なら傘を持っていない子もいるかもしれません。どのように雨の中を過ごすのでしょうか?

防災頭巾を用意していますが、こう考えると準備が足りませんね。
防寒、防雨、暑さ、熱中症対策が必要です。

簡易カッパ、アルミシート、水(ペットボトル)を常に学校に置いて、避難時には持ち出すようにするべきかなと考えました。
学校側もテントの設置など、準備し、訓練時には実際にやってみるということは必要ではないでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.11.26

ご挨拶

私が関わる活動を通して感じたことや考えたことを掲載していきたいと思います。

私の関わる活動とは、以下のものを指します。


- 障害者福祉ボランティア
- 災害時支援ボランティア
- ユビキタス研究

障害者福祉ボランティアは、主に福祉関連の情報発信をするお手伝いとして、ホームページの作成や管理を支援しています。現在は、e-switchというサイトを通じて活動しています。8年前に静岡県内の福祉情報を発信する目的で始めた「ボランティア通信from静岡」からシフトしていこうとしています。

災害時支援ボランティアは、「静岡レスキューサポート・バイクネットワーク」というバイクを活用した支援ボランティアグループを通じて活動しています。バイクで運ぶのは物資だけでなく情報です。これまでの大きな災害で、情報に関してインターネットを活用した様々な取り組みがなされています。我々のグループでもインターネットを活用しています。私は、静岡県の設置する「災害情報支援システム研究会」に委員として参加し、インターネットの有効利用について研究しています。

また、静岡県の設置する「ユビキタスネットワーク社会システム研究会」に委員として参加し、来るべきユビキタス社会に対する意見交換を行なっています。ここで、災害時利用といった視点で意見を述べています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)